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トランス・ワールド:「伏線回収」という紹介の仕方は違うと思う。 [映画]


10年前の作品。少ない登場人物とシンプルな舞台設定にも関わらず素敵な脚本のおかげで凄く面白かった。実は「伏線回収系」っていう紹介 You Tube で知った作品で、チョット前に観た「プリ・デスティネーション」(2014) も同じ括りで紹介されてるのにちょっと疑問を持った。(一応断っておくけど私は誰も批判してませんよ!おかげ様で素敵な作品に巡り合えたし。)

映画でも小説でもテレビ番組でも、脚本のあるものは全て、大なり小なり「伏線」があってそれを「回収」するものだと思っている。義務だと言ってもいい。主人公が着ている服から靴から持ち物まで全て、更に言うと舞台背景や時代設定含めて全て、物語の結末に向けて違和感の無いようキチンと整合性が取れる物であるべきだと思う。

その中であえて「伏線回収」と呼ばれる物は、観客・読者が予想だにしない驚きがあったり、最初の謎が解明される際に前振りの意味に気づいた時の衝撃度によって「伏線」と呼ばれるのか、あるいは「観客に気づかれないストーリーの一部」になるのかが分かれると思う。もちろん良いのは「気づかれないこと」で、悪いのは「違和感が観客に気づかれてマイナス要素になる」ことかな。(例えばあの名作「シックス・センス」を「伏線回収」で評価しないでしょう?)

そんな感じで「伏線回収」をウリにする作品ではないと思うけど、ドッチも面白かったよ~。「トランス・ワールド」と、「プリデスティネーション」

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コメント 4

YaCoHa

@ミックさん、ありがとうございます。
by YaCoHa (2021-03-14 22:35) 

YaCoHa

鉄腕原子さん、ありがとうございます。
by YaCoHa (2021-03-14 22:35) 

YaCoHa

たーへーさん、ありがとうございます。
by YaCoHa (2021-03-14 22:35) 

YaCoHa

ネオ・アッキーさん、ありがとうございます。
by YaCoHa (2021-03-14 22:35) 

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