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10年間の長い旅だった [転勤関係]

ご無沙汰しております。(苦笑;)

私が愛知県南部に引っ越してひと月後、5年過ごした県北の貸家から、家族は岩手の我が家に帰って行った。私も一緒に荷造りして、岩手まで一緒に帰った。前日・前々日は朝の3時4時まで荷造り。(だって妻も引っ越しギリギリまで仕事してるし、全然断捨離してないし・・・ブツブツ。)次女も転校準備・思い出つくりのひと月で、やはり朝3時まで友達への手紙を書き続けていた。結局200箱を超える段ボール箱を含めて4トン車2台分の家財を詰めたトラックは、二日後、岩手の自宅前で田んぼに脱輪するアクシデントがあったものの(爆;)無事に引越し終了。10年ぶりに家主の戻った我が家で出来るところまで開梱して、次女の転校手続きを済ませて、私は一人で愛知のアパートに舞い戻った。今回の引越しイベントもひと段落。

それから一週間経ち、一人の週末を迎えて初めて気づいた。
海外出張とか1週間の国内出張でも、終われば家に帰れる。この一月も引っ越し準備の名目で、毎週家族の元に戻れるって安心感があった。それが今後はホントに一人。月に一回は岩手に帰りたいけど、1か月が長い。そのうち慣れるんだろうか?

アパートにいても自分の生活以外、何もする必要がない。時間が有り余って真面目に自炊しちゃったりしてる。娘達を朝起こしたり、洗濯干し、子犬のゴハン・散歩、塾の送り迎え、その他家事手伝いをする必要がない。(妻はこれから大変だろうけど。。。)一緒にテレビ見たり喧嘩したりできる家族がそばにいない。単身赴任ってこんなことだったのか。

諸々な経緯はあったものの家族を岩手に戻す事が出来て、ある意味ホッとしているけど、やっぱりそうか。この歳で一人暮らしするっていうのもホントにさみしいもので。初めて気づいた単身赴任。10年間、私も妻も娘達もそれぞれ大変だったハズだし、今後もいろいろ大変かもしれない。遠いなぁ・・・距離が。

春に長女が岩手に戻った時に長女が言った。今回は次女が言った。「家族全員で岩手まで帰るのはこれで最後だね?」私にとってはその一回一回を含めて、10年かかった長い旅が終わって、これからは私が一人で旅に出ているようなものだと感じる。

2010年に書いた記事、「10年間、一緒にいてくれてありがとう。」は、当時10年先なんてホントにわからなかった時期に書いたけど、このタイトルは今言うべきセリフだな。
https://yakoha.blog.ss-blog.jp/2010-12-17

PS. 岩手では雪が降ったよ。愛知も寒いけどまだまだ。


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