ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル・・・ネット社会はスパイ映画発展にとって良いのか悪いのか？ [映画]
（腰痛が多少落ち着いてきたので）月曜にレイトショーで観た。
スパイ映画ってさ、何を追及するかで全然別な仕上がりになるもので。リアルさを追及すると地味～になりがち、逆に現実性を無視した秘密兵器だらけじゃ冷めちゃうし。この「トム・クルーズ自画自賛映画」ときたら、使い方次第では破綻確実な空想兵器をこの現実世界で（いけしゃぁしゃぁと）使いこなし、苦悩するハートロッカー男＋デジャブ女、能天気なホットファズを引き連れて世界平和の為に奮闘する。「ミッション・インポッシブル」と名のつく以上、多少粗い展開は気にしない方がよさそうだ。いやホントに、3Dでなくともこんな大迫力と面白さが出せるって再認識できる、万人向けの娯楽大作。ホントに面白かったですよ。でも個人的にトムクルーズはあまり好きじゃないのでサラッと流します。（爆；）
ところでスパイ物の面白さって何だろうね？目的が世界平和でも個人的な理由にしても、「潜入」、「犯探し」、「秘密兵器」、「騙しあい」・・・TVで観た「ゲット・スマート」（←これはコメディだけど面白かったよ！）でも言ってたけど、「諜報活動は人工衛星ではなくベテラン（のエージェント）が必要」なんだよね。その辺の掘り下げ方で作品の面白さが決まるんじゃないだろうか？最近、二言目には「システム侵入」する風潮がチョット嫌い。エージェントが潜入して何をするかと思えば「やっぱりハッキング」ってパターンが増えてる気がするぞ。何でもかんでも遠隔操作してる現代社会。ネット社会のお陰で「潜入」の比率が少なくなってくのを危惧しています・・・乗っ取る側としてはアクセスコード入手とか別な苦労があるんだろうけど、体を張った「物理的な潜入」の方が面白いかな～。もちろんエンタメとしてね。
以下若干ストーリーに触れるので未見の方は閲覧注意。
以下若干ストーリーに触れるので未見の方は閲覧注意。
予告編でお馴染み大迫力の「世界一のビル登り」（マジでめまいがしたよ。）で油断しちゃいけない。「手に描いた落書きを見せて誰かを当てろ」という無茶振りトム君のワガママに即座に回答しちゃう、ハートロッカーなジェレミー・レナーが凄い凄い。まばたきで写真撮ったり、宙に浮いて火傷しそうになったり、余計なトラウマに振り回されたりと、もしかしてコッチのキャラの方が人間味溢れてたりして。それと女スパイの闘いね。（Yahoo! Movies のクリップでは "Girl Fight" ってタイトルが付いてた。）これが物語にどう絡むか？って期待してたらアッサリ終了。（泣；）個人的にはデジャブと女殺し屋の配役が逆でもいいかと思ったけど、今回は色黒の方が都合いい事情があってさ。（笑；なんならマギーQ様を続投すればって思うんだけどね。）もちろん頭脳プレーもあってドキドキハラハラもしたけど、そっち方面はインパクト弱かった感あり。
まぁそんなヨコシマなチャチャはさておき全編迫力のアクションの合間にサブキャストが絡んで、140分という上映時間を感じる暇も無く終劇。最後にとって付けたような脚本上の優しさがあるのでちょっと安心。絶対に観て損はしないけど10年後に思い出すかどうかは・・・どうかな？（爆；）ところであの未来カーは何だろう？エンジン・・・ではなくモーター音がするからハイブリッドだろうか？多分実在するんだろうけど、アレはカッコいいぞ！
例によってTVで過去のシリーズを放映してたので再認識したけど、私自身は１作目の方が好きだな～。（ラストの "ガム調合" のくだりなんて最高！エミリオ・エステベスは今どうしてるんだろ？）
PS.映画「ブレードランナー」で『酸性雨は（実物大スピナーを吊下げる）ワイヤーを隠す為、SFXピープルの為に降ったのかもしれない』という、『SFX映画の世界』の一文が大好きなんだけど、私の『今のネット社会はスパイ映画の制作費削減の為に発達したのかもしれない』っていう格言（嘘；）はそれに匹敵するかな？（←しねーよ。）
まぁそんなヨコシマなチャチャはさておき全編迫力のアクションの合間にサブキャストが絡んで、140分という上映時間を感じる暇も無く終劇。最後にとって付けたような脚本上の優しさがあるのでちょっと安心。絶対に観て損はしないけど10年後に思い出すかどうかは・・・どうかな？（爆；）ところであの未来カーは何だろう？エンジン・・・ではなくモーター音がするからハイブリッドだろうか？多分実在するんだろうけど、アレはカッコいいぞ！
例によってTVで過去のシリーズを放映してたので再認識したけど、私自身は１作目の方が好きだな～。（ラストの "ガム調合" のくだりなんて最高！エミリオ・エステベスは今どうしてるんだろ？）
PS.映画「ブレードランナー」で『酸性雨は（実物大スピナーを吊下げる）ワイヤーを隠す為、SFXピープルの為に降ったのかもしれない』という、『SFX映画の世界』の一文が大好きなんだけど、私の『今のネット社会はスパイ映画の制作費削減の為に発達したのかもしれない』っていう格言（嘘；）はそれに匹敵するかな？（←しねーよ。）
万人向けの娯楽大作ですね。
個人的には「リアル・スティール」のほうがよかったです。
ヒュー・ジャックマンはあまり好きではありませんが（笑）
by silvercopen (2011-12-30 21:12)
ドバイのビルでぶら下がるだけの
映画ではなかったんですね。＾＾；
by たいへー (2011-12-31 08:25)
おはよございます。
ほんとに万人が楽しめる作りになってましたね。
今回は、失敗もありコミカルあり、で常に目が離せませんでした(^^)
私も再放送みましたが、個人的には第１作が一番好きです☆
by コザック (2011-12-31 09:52)
本年は楽しませていただき有難うございます。来年も宜しくお願いします。良い新年をお迎え下さい。
by たいちさん (2011-12-31 22:04)
silvercopen さん、ありがとうござます。
リアルスティールも、両方良かったですね～。こういうのこそハリウッド映画っていう感じで盛り上がり感凄いです。
by YaCoHa (2012-01-03 09:42)
ランランラン太郎さん、ありがとうござます。
by YaCoHa (2012-01-03 09:43)
hashさん、ありがとうござます。
by YaCoHa (2012-01-03 09:43)
nomameさん、ありがとうござます。
by YaCoHa (2012-01-03 09:43)
たいへー さん、ありがとうござます。
今思い出してみると、それだけの映画といわれても否定できないかもしれません。（爆；）
by YaCoHa (2012-01-03 09:44)
コザックさん、ありがとうござます。
シリーズ物で1作目を超えるって、実は難しいのかもしれませんね。全く同じレベルの物を作っても二番煎じって言われちゃいますから・・・。
by YaCoHa (2012-01-03 09:46)
たいちさんさん、ありがとうござます。
今年もよろしくお願いします。
by YaCoHa (2012-01-03 09:47)