ブラック・ウィドウ:家族の絆も人それぞれブリッジマン [映画]
Black Widow(2020)
https://www.imdb.com/title/tt3480822/
(一部伏せ文字あり。)30年位前、湾岸戦争で深夜テレビが自粛される直前(げっ、大昔だな)、学生だった私はイカ天・エビ天と共に放送されてたお笑い登竜門的な番組「ヨタロー」を毎週深夜、楽しみにしていた。この番組には若き日の立川志らく+立川談春の「立川ボーイズ」、春風亭昇太らが出演しててさ。その中でアマチュア芸人出演コーナーで、コンビ名忘れたけど「ブリッジマン」っていう、コンビが二人でブリッジして闘うネタ(爆;)が印象的でさ。映画冒頭そのシーンがあってビックリしたよ。(嘘;)
本作、子供の頃は親の仕事なんて何も判ってなかったけど今思えばああだったのかとか、親の都合で振り回される子供の気持ちをチョット感慨深く感じてしまったよ、私自身の経験も踏まえて。まぁそんな事はさておき。久しぶりのマーベル作品を劇場で楽しく鑑賞出来ました。既にこの世界から離れたキャラをどう描くのかと多少の不安もあったもののやっぱりマーベル。次回に期待せざるを得ないこの物語、いったいいつまで続くんだい?(笑;)今後数年間に予定されるラインナップを観たらもう・・・私の財力気力が心配になってきそう。予告編で想像したより感傷的にならないストーリー展開が良かったかな。うん。面白かったよ。言っとくけどエンドクレジット最後のおまけシーンは絶対に見逃さないコト!この作品に「次回作」が無いのは明白なのに今後シリーズに絶対関わるポイントになるハズ。
以下ネタバレには極力配慮していますが未見の方はご注意。
「シビル・ウォー」直後の話だそうで。逃亡生活しているスカーレット・ヨハンソンの前に現れたブリッジマン妹と言葉もなく闘い始めるのにびっくり。間違って殺してしまわないのがプロか?世界中に「ウィドウ」と呼ばれる暗殺者がいる世界。直訳は「未亡人」で正しい?中国語タイトルは「黒寡婦」だって。(爆;)どっちにしてもしている事とは程遠いネーミングだな。彼女らを束ねているのがあんなご老体とは・・・それで莫大な財力と権力を手に入れてる事に衝撃。いやだれか止めろよ。彼女らの洗脳を解く薬が同じ場所に存在するのも不思議。
このヒーロー着地、デッドプールで揶揄されてたけどまさか本家でそんなジョークが飛び出すとは思ってなかったよ。(笑;)あと妹役のフローレンス・ピューのキャラがイイね。死に直面した危険な場面でも能天気さを失わないヘラヘラした感じに好感度が持てる。三白眼も素敵。あとレイチェル・ワイズのバトルスーツ姿に驚いた。この方の戦闘シーンって・・・ハムナプトラくらいしか思い浮ばないけどさ。病的な決意を秘めた三白眼が魅力的。おお、娘二人もか。(笑;)
伏字で書くけど、オルガ・キュリレンコはこの役でOK?だとしたら演出不足でしょ。ラストシーンでプシューっと甲冑が開き、中から半裸の彼女がヨロヨロと立ち上がるシーンが必要でしょ?誰だキャスティング担当!脚本家に交渉すべき。(嘘;)
あと備品調達係のこの方(左端)メチャ良いキャラだと思う。でも時系列的に次回作出演は難しいかな?
さて結論。物語自体はスピンオフと割り切って良さそうなのにラストシーンで次回作への期待が膨らんでしまったよ。どの作品で回収されるネタなのかは今後の作品全部チェックしないとわからないよなぁ、きっと。あの子のタイトル作品は出る訳無いし・・・だよね?それはそれで楽しみだけどね。
ネオ・アッキーさん、ありがとうございます。
by YaCoHa (2021-08-16 00:04)